幼児の本

ロングセラーから遊び心一杯の絵本まで、大人も楽しめる絵本をご紹介
大人も読んで楽しめる絵本を集めました。
ロングセラーから、遊び心いっぱいの絵本まで。
子供の感性をはぐくむ、素敵な絵本たちです。


1977年発行のロングセラー。5歳のみいちゃんが、はじめて、ひとりでおつかいに出かける様子が描かれる。 困難に直面する度に、みいちゃんの胸は不安と緊張でぱんぱんにふくらんでいく。でも、しっかりと芽生えた強い責任感が、前へ一歩、足を踏み出させる。細部まで作りこまれた街の様子や、見守るような目線で描かれるみいちゃんの後ろ姿、決して大げさではないが豊かな、人々の表情。なにを気に入ったのか、長女は一日に何度も「これよんで~」と持ってきました。


赤羽末吉の絵がすばらしい。犬にほえられ、旅人の着物のもようの鳥が逃げ出した。それを追って旅人は、野を越え山を越えて…。
錦絵のような、日本の四季を描く美しさにひたれます。


町を歩く、とくに夕方に散歩するのが大好きで、そんな夕方の町角で出会った人やものに、驚き、感動している。そういう作者の想像力が、ふくらみきってできた絵本です。 「ひぐれの町の曲がり道 何が出るのか曲がり道」。各ページで繰り返されるフレーズに続いて、曲がり角の向こうから現れるのは、大きながまがえるであったり、迷い電車であったり、えんとつ男であったりします。さて、次には、いったい何が出てくるのでしょう? ふだん、昼間などは何気なく見ているふつうの物事が、日暮れ時には、何かとんでもないもののように見えてくる……。そんな遊びで、夕方の町の散歩が楽しみになる絵本です。


「ゼヒホンネンモ ウチソロイテ オイデクダサルオマチシテイマス」。お茶会の招待状を受け取ったヨコハマのオオイワ氏は電気自動車で、ライプールの理髪師スミラ君はゾウに乗って。麒麟(きりん)に乗り、気球に乗り、世界各地からさまざまな人がお茶会の地、トランスバールの城に集合する。お茶会の主役は「天然ココア」だ。
大の大人がはるばるやってきて、岩山からどうどうとわき出るココアを飲む。飲んだら、それぞれ帰っていく。ただそれだけのお話なのに、こんなにわくわくするのは佐々木マキの絵の力によるところが大きい。


おかあさん、やわらかくって、いいにおい。ぼく、うまれてきてよかった!うまれたくなかったからうまれなかった子どもは、おんなの子にであって、おかあさんをしって、うまれることをけっしんした。
子どもだけでなく、大人にも読んでほしい絵本。


騎兵が獲物を追っかける。反対側から敵が来る。2本の槍が同時に獲物を倒し、2人はそれぞれの王に報告。獲物を巡って2軍の壮烈な戦いが…。エネルギッシュなブラックユーモア。


第36回小学館絵画賞受賞作。
スズキ氏の独特の絵もさることながら、ストーリーも独特!不思議なスズキワールドへのいざないです。


きゅうりさんが歩いていくと、動物たちが口々に「きゅうりさん そっちへいったら あぶないよ ねずみがでるから」という不思議な文句をいって、それぞれ、何かをわたしていきます。クマは帽子、トナカイは角と手袋、ハリネズミは針、ネコはリュックサック、ウシはサモワール、イヌは箒、ニワトリはローラースケート靴と旗、カラスは眼鏡、ヤギはひげといった具合に。すると、きゅうりさんは、その度にすこし姿が変わりますが、でも委細かまわず進んでいって、どんどん変身してしまうのです。 最後にきゅうりさんは、最初のきゅうりさんとは似ても似つかないものになってしまいました すると、ネズミが!


兄弟がおばけ案内人と一緒に、次々とおばけたちのいる所をめぐります。おばけと幽霊のちがいや、おばけと付き合うルールなど、面白い内容がたっぷり。今までにない迫力のおばけ絵本!


だんご坂下のたばこ屋で、おばけたからくじを買ったヘイザくん。なんと、一等賞のスポーツカーが大当たり! さっそくガールフレンドのカアコさんとカッパ池までドライブ。途中、ヒッチハイクの小学生たちを乗せたのですが…。


昔話の絵本の中で個人的には№1。「つっぱつっぱ」などの言葉遣いをはじめ、おばあちゃんが聞かせてくれる昔話のよう。やまんばが殺される最後をきちんと「語って」いるところが、好きです。子供は大人が思っているほど「子供」ではありません。ところで、著者の小沢先生はドイツ文学者(昔話研究者)であの「オザケン」のお父様でもあり、「世界のオザワ」のお兄様でもあるんですよ~。


かぜもとろとろと暖かい学校からの帰り道、いつものようにみすずちゃんと歩いていると、突然!忍者の一団が「ハのハの!みすず姫はもらいうけたぞ~」と切りこんできたのです・・・!
とろとろと、とろけそうな平和顔のぼくが、ハのハの小天狗に変身して忍者たちを倒していく凛々しい!姿。どアップで「む・手裏剣がなくなった」とつぶやく不敵な忍者の頭・・・。
チャンバラ独特の絶妙な間合いと、ユーモアにあふれた大胆な構図で、子供だけでなく大人も大喜び間違いなしの絵本です。


ぼくがクマやイノシシや山ネコたちと思いっきり遊んでいたら、クマがいいました。「なんだか、きみは、おいしそうだねえ」土や水や動物たちと戯れる子どものエネルギーに満ちた絵本。


豊かな自然の中で生き生きと遊ぶ“のらっこ”達を描くシリーズ第1作。ギラギラした夏の陽に焼かれ、小川で魚とり。ついに川魚の王様、さんねんごいをつかまえることができました!村の中の日常にある子供達の冒険を一緒に体験できる「のらっこの絵本」シリーズ。うちではひとしきり「~ずら」がはやりました!


「絵なんてなんの役に立つの?」そんな問いかけに猫さんは絵を描くことでこたえます。これから大人になる子供たち、それからいま大人である人たちにぜひ読んでほしい。しっかりしたメッセージのある絵本です。

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